9月1日〜3日
ちょっと豪華すぎるんじゃないの?
(委員会県外視察)
初めての県外視察は、談合防止策の先進地宮城県と長野県。
視察の内容は後述のとおりとして、ここでは委員会の旅のあり方について感じたことを。
1日目、東京まで飛行機で、仙台まで東北新幹線。新幹線のグリーン席が取れなかったらしく、事務局がバスの中で謝る場面あり。
やんわりと咎める委員あり。
予想していたがグリーン席が恒例らしい。
県会議員の旅行となれば、これまでの常識なのかもしれないが、個人的には普通席で十分なのではないかと思う。
貴重な税金だし、不況の折でもあるのだから。
2日目以降、宮城〜東京、東京〜長野、長野〜東京の新幹線は
全てグリーン車。
(生まれて初めて乗りました。たとえどんなに金持ちになってもグリーン車には乗らないはずだったのだが)
別に普通の席と乗り心地は変わらない。
ちょっとシートが広いだけだ。
(飲み物のサービスもある。)
仙台のホテルは、ホテルメトロポリタン仙台、
部屋にはいると一人なのにツインルーム、
なんともったいない!
予算を消化しなければならないのか?
夕食会ではたくさん飲んだけれど公費なのだろうか?
聞くところによると、夕食の限度額があって、越えたら給与から差し引かれるらしい。
コンパニオンは、2泊中1夜に出るのが恒例らしい。
長野の宿は上山田温泉のうぐいす亭。
1泊2万円(!!!)だとインターネットに出ていた。
議会運営委員会の島根視察で本田議員が聞いたところによると、
コンパニオンの費用も、後で議員が個人持ちで頭割りで支払い、
議員報酬(給与)から引かれるとのこと。
しかし、8月の議員報酬では何も引かれていなかったそうだ。
9月で引かれるのか、それとも議長交際費ででも処理するのかな?
それも税金だよね。
残念ながら私はこの夜、夫がアフリカのルワンダで知り合い、モザンビークで私もいっしょに働いて意気投合した友人夫婦
(現在長野県望月町で就農)のログハウスに泊めてもらったので、
うぐいす亭の様子はわからない。
友人の母上が、「上山田温泉はいかがわしいところだから、もし行っていたら女性議員としていい気持ちがしなかったでしょうね。」とおっしゃっていた。行けなくてちょっぴり残念。
毎回の昼食もとてもとても豪華だった。
半額でもいいのでは?と思いました。
それから気になったのが、バスの借り上げ。
人数が多くて距離があるのならある程度仕方ないのだろうが、
長野市内は駅〜県庁〜建設業協会といずれも10分以内の距離に
大型バスの借り上げ。
最終日は、汐留の昼食会場から羽田空港まで(約20分)
たった9名にバスを借り上げた。
手弁当での市民運動やボランティア活動をやっている感覚では信じられない出費の仕方だ。
議会のあり方検討委員会でぜひ取り上げてもらいたい。
これらのことと建設業協会での話を別にして、委員のみなさん、議会事務局のみなさん、県土整備部のみなさんとの視察旅行、紳士的に接して頂いて、とても楽しく過ごせました。
もしこのHPを読まれていましたら、この場をお借りして御礼申し上げます。
上述の私の感想文について、
9月18日、県議会事務局より説明があった。
たぶんこのHPをちょっとハラハラして見ているのだろう。
お立場、お察しいたします。
(あのスニーカーについて心配してくれた会派担当の方です)
まず、グリーン席について、
これは県の条例により決められているらしい。
条例によると職員の旅費については、
「副知事、出納長、議員は、特別車両料金で」ということだそうだ。
特別車両というのがグリーン車。
ある友人もこのページを読んでくれていて、
「グリーン車というのはもともと人に顔を知られている有名人がゆっくり旅行できるようにとのものらしい」と教えてくれた。
もしそうなら、徳島県議会議員で全国的に顔が知られていて、ゆっくり旅行できない人がいるのなら、その人はグリーン車で納得。
でもそんな人いないよね。
仙台のホテルが一人なのにツインルームだったのも、
旅費についての規定で決定したそうだ。
どう考えても一人なのにツインはもったいない、
と普通の主婦は思います。
ちなみに視察旅費には日当がつき、一日2600円、食糧費が5000円でその合計が飲み食いの限度額らしい。
それから議長交際費で限度額オーバーの夕食代やコンパニオンの料金が賄われることはないとの事。
バスの借り上げに付いては改善の余地があるということだ。
他に、上山田温泉について、友人の母上がおっしゃっていたような悪い評価ではないとの声も読者より寄せられました。
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